昨日高田馬場で
昨日所用で高田馬場に行きました。早く着いたので、高田馬場の「ブ」に立ち寄りました。じっくり見る時間がなかったので、いつもなら必ず二巡するのですが、一巡目で終了。次の2冊を購入しました。
大型店はまだ均一本がそれなりに多いのですが、中型店以下の店では全般少なくなっている気がします。お店の事情があるので、なんとも言えませんが、愉しみが半減します。
そうこうしているうちに時間は過ぎ、待ち合わせの時間が迫ってきたので、指定された場所に急ぎました。打ち合わせが済み、帰りの電車の中で2冊取り出し摘み読みをしながら帰りました。
開高健『オーパ、オーパ!!』は開高さんの本を蒐集したときに買った記憶はあるのですが、それが大型本であったか、文庫であったかが疑問でした。
家に帰り開高さんの本を確認すると、この文庫は買ってなかったのでひと安心。この「オーパ」のシリーズは残すところあと1冊(「モンゴル・中国篇・スリランカ篇」)で全巻が揃います。
本を蒐集するといえば、詩人 立原道造も大の古本蒐集家であったとは出久根達郎『百貌百話』(文春新書)に書いてありました。立原さんが古本マニアとはどうも想像できません。
その古本は<文学書が中心で、荷風や鏡花、鴎外の著書を徹底して集めた。また大正期の詩集も集めた。>といいます。