6月「古書 善行堂」オープン
山本善行さんのブログ「古本ソムリエの日記」を読んでいてびっくりしました。予告はあったのでしょうか? なんと「古書 善行堂」が6月にオープンするといいます。
<ガケ書房近くに「古書 善行堂」の店舗を確保した。出来れば6月中にオープンしたいと思っている。ただ内装が少々やっかいで、あまりお金がかかりすぎるようなら、自分でできることはやろうと思う。不器用なので無理かも知れないが。>
いよいよですか。
昨年京都の古本市に行き、ガケ書房にも立ち寄り、善行堂の棚を見てきました。善行さんの本の中から、どう本を選び、どう並べ、どう売るかを見させてもらいました。
その時感じたことはなんといってもキャリアのちがい。「古本道」何十年の見立てがいいと思いました。それに比べ、私などまだまだだなと思いました。一言でいうと、修業が足りない!
やはり眼のつけどころがプロです。大事な値付けの仕方も含め、大いに参考にさせてもらいました。古本も何年でなく何十年の修業が必要だと思いました。
今年また京都の古本市に行ったときには「古書 善行堂」にぜひ立ち寄りたいと思っています。
[本日の購入本]
- 芦澤一洋 『アーヴィングを読んだ日』 (小沢書店)
- 日高敏隆 『春の数えかた』 (新潮社)
- 小林信彦 『地獄の映画館』 (集英社)
- 矢川澄子 『おにいちゃん−回想の澁澤龍彦』 (筑摩書房)
- 高田宏 『本のある生活』 (新潮社)