読書ブログから

[1] 2/1の「ナンダロウアヤシゲな日々」で、今年の一箱古本市の日程が発表になりました。一箱を出す店主さんの募集は、3月7日(土)から23日(月)まで。今年の一箱も動き始めました。

[2] 「谷根千」が終刊になることは昨年発表になりました。これはたいへん残念なことです。一箱古本市の初めの頃「谷根千」も出店し、森まゆみさんと谷根千工房の方々もお手伝いをしていたという記憶があります。

さて、今年の一箱に谷根千工房は出店するのでしょうか。ぜひ出店してもらいたいと思います。

谷根千工房は地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(通称「谷根千」=やねせん)を、 2009年夏に刊行予定の93号をもって締めくくることにいたしました。>

[3] 小田光雄『古本探究』(論創社)が出版されました。紅屋さんは読み始めていますが、わたしはまだこれからです。その小田さんの「出版状況クロニクル」は次にような内容で、出版状況についての詳細なレポートになっています。

<連載2年目に入った本クロニクルは出版敗戦の記録であると同時に、出版危機を否応なく浮かび上がらせる言及、つまり痛みを伴う出版クリティックとして書かれている。それゆえに晴れがましい事実や出来事は少なく、ほとんどが出版敗戦の現実を突きつける記述と探求からなっている。>

古本探究