13億5000万件と3万3093人

何の数字かわかりますか。

これは総務省が1月調査したブログの記事の数です。1人10本の記事を書いていることになります。月に1回以上更新されるブログは約300万。継続して書いているのは、約40人に1人ぐらいと推定されます。

まさにブログ時代といえるでしょう。HPとは違い、何といっても簡単にアップできるということが普及の理由です。また記事についてのコメントやトラックバックもすぐできるという点もHPとは異なります。

ブログの方が気軽で書きやすいから、HPを更新するよりも日々ブログを書いてしまいます。そういえば、HPの更新が遅れています。HPをアップするのがブログよりも複雑で、手間隙がかかるからです。

時間的余裕があれば、HPの更新も出来るのですが、今年夏から今に至るまでそれがない状態でした。更新をしようと思っているのですが、8月以降更新していない点ご容赦下さい。それでもHPからの注文があり、購入者の皆様に深く感謝しています。

それからもう一つの数字3万3093人ですが、これは2007年の自殺者の数字です。年間3万人を超える自殺者がここ10年も続いているといいます。なかでも高齢者と働き盛りの30代が増えています。まさに時代を象徴する方々です。

自殺の理由は(1)健康問題(2)経済・生活問題(3)家庭問題(4)仕事関係(5)男女問題だといいます。自殺の本意はわかりませんが、タテマエの理由としてはこの順なのでしょう。

不況といわれていますので、2008年の自殺者の数字がさらに増加するようなイヤな予感がします。自殺者ばかりでなく、他殺者も増えています。さらにイヤな空気を感じます。

池田晶子さんは『人間自身 考えることに終わりなく』(新潮社)の「自殺のすすめ」で次のように書いています。

<たぶんもう手遅れである。子供にはとりあえず、これだけは教えておこう。人を殺したくなったら、自分が死ね。それが順序というものだと。>p11

人間自身―考えることに終わりなく