今月の購入予定本など

昨日はその気力もなく、書き込みも2行という状態でした。ブログを見ないと、その日のブログがそのまま翌日に繰り越され、読むべきブログが倍になります。これは当たり前。今日はとうにかブログめぐりができる体力が残っていました。

まずは『週刊文春坪内祐三さんの「文庫本を狙え」を紹介しようと思っていたら、すでに晩鮭亭さんが「晩鮭亭日常」でそのことに触れていました。

<その隣のページには坪内祐三さんの「文庫本を狙え!」が。こちらはその神保町にある日本古書通信社で『日本古書通信』の編集長をつとめてきた八木福次郎さんの「新編 古本屋の手帖」(平凡社ライブラリー)を取り上げる>

本好きの一人として、この本は未読でしたので、今回の神田古本市まつりで購入したい一冊です。もう一冊平凡社ライブラリーから、岩本素白著『素白随筆集―山居俗情・素白集』を併せて購入する予定。

「素白随筆集」は鶴ヶ谷真一さんの『月光に書を読む』(平凡社)を読んでの影響でしょうか。この前に読んだ『書を読んで羊を失う』(白水社)もじっくりと読ませる一冊です。鶴ヶ谷さんの本は秋の夜長にふさわしい。

素白随筆集―山居俗情・素白集 (平凡社ライブラリー い 31-1)     新編古本屋の手帖 (平凡社ライブラリー や 22-1)


また、「晶文社ワンダーランド」から新刊の紹介です。榎本了壱著『東京モンスターランド ― 実験アングラ・サブカルの日々 ―』。<伝説のサブカルチャー雑誌『ビックリハウス』の仕掛人のひとりとして知られる榎本了壱の青年期から現代までをたどる自叙伝的エッセイ。>といいます。

今手元に先日買った津野梅太郎さんの『おかしな時代』(本の雑誌社)があります。あの時代の本がこのところ出版されています。60年代・70年代ももう遠い昔の思い出になってしまったのか。

書棚から高平哲郎『ぼくたちの七〇年代』(晶文社) を取り出し、パラパラと読み始めました。

東京モンスターランド     ぼくたちの七〇年代