「秋も一箱古本市」終了

今日「秋も一箱古本市」が開催されました。天気も快晴、お客様も多く、大盛況となりました。出店先は宗善寺というお寺で、出店スペースが広く、机と椅子があり、場所としても最適。秋の古本市として最高の一日でした。

四谷書房はこの「一箱古本市」から始めましたので、春と秋の年2回の古本市は当店からお客様への感謝の日でもあります。今回ワンコイン悦楽本を中心に良品安価の品揃えをしました。

この古本市はお客様との出会い、店主さんたちとの出会い、いままで知らなかったブログの人たちとの出会いなど、いろいろな方々と出会う機会があります。これまた古本市の愉しいところです。

今回はブログでしか知らなかったとみきちさんとお会いするできました。会場は同じ宗善寺、今回初めてご夫婦で参加されました。出店までの経過については「とみきち読書日記」に詳しく書いてありますのでご覧下さい。

事前準備通り少し硬めのシブイ本が並んでいました。ちゃんと目録を作り、あの手書きPOPや装飾等もよかった! 「やっぱり本が好き」ということが十分わかりました。またお会いできることを愉しみにしています。

今回多くの方々にお越しいただきましたが、お客様が多く、十分話ができず残念でした。南陀楼さん、岡崎さん、紅屋さん、晩鮭亭さん、ダイバーで一緒の皆さんなどとお会いすることができました。

なかでも、吉祥寺のバサラの元店長が来てくれたのには驚きました。ブログで「引退」したことは知っていたのですが、1年ぶりいやそれ以上? 久しぶりでした。今別な事業をしているとのこと。元気そうでなによりでした。

また隣りの2丁目のさわだ屋さんにもお世話になりました。ご近所ということで、谷根千の話などを聞かせてもらいました。特に若者たちの就職相談はなんといっても圧巻。就職で悩める若者たちに愛を。素晴しい説得力を感じました。

こう書き始めると切りがありません。今回当店にお越しいただいた皆様、またご購入いただいた皆様、こころから感謝致します。宗善寺の皆様、事務局の皆様、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

最後に私事。

バタバタと忙しい中、光源寺とライオンズガーデン谷中三崎坂を廻ってきました。光源寺は今回最大の26箱が並び、バザーの会場にもなっており、他の2ヶ所より賑わっていました。行ったのは午後、残念ながら、掘出し物を見つけることができませんでした。

しかし、午前中廻ったライオンズガーデンで、次の2冊を購入することができました。欲しい本だっただけに大いに満足しています。店の名前を忘れましたが、隠れた名店か。一箱古本市といっても侮れません。

【本日の購入本】

池袋モンパルナス―大正デモクラシーの画家たち (集英社文庫)   絵のなかの散歩 (新潮文庫)   奇妙な本棚 (ちくま文庫)