『カラマーゾフの兄弟』が100万部を突破

ブログめぐりで各サイトの記事を読んでいると、ニュースのない日はない。そんな思いにさせられます。読書ブログを中心に巡回しますので、その中から驚きの記事が掲載されていました。

ドストエフスキーの、あの『カラマーゾフの兄弟亀山郁夫訳(光文社古典新訳文庫)がなんと全5巻累計で100万部を突破したとのこと。唖然としてしまいました。

カラマーゾフの兄弟』がそんなに売れるのか? 確かに新訳で読みやすいとか、分かりやすいとか、あるのでしょう。それにしてもすごいことです。

私も学生時代にチャレンジしましたが、全巻読み終えていません。新潮文庫 原 卓也訳のそれはそのまま今本棚にあります。訳者を代えて、新訳『カラマーゾフの兄弟』にチャレンジしてみましょうか。

でも本当に買った人は全巻読み終えているのでしょうか。決して疑うわけではありませんが、どうも腑に落ちません。しかし、本が売れ、読まれることはいいことです。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)   カラマーゾフの兄弟 上   新潮文庫 ト 1-9   カラマーゾフの兄弟〈第1巻〉 (岩波文庫)

左:光文社古典新訳文庫(亀山郁夫訳) 中:新潮文庫(原 卓也訳) 右:岩波文庫(米川正夫訳)