出版ニュースより

読書ブログの「出版ニュース」を読んでいると、雑誌休刊、出版不況のタイトルが多い。ブログでも新聞でも、この件は取り上げられていました。例えば、講談社の「月刊現代」と朝日新聞の「論座」は次の通り。

  • 講談社の「月刊現代」は12月1日発売の来年1月号で休刊
  • 朝日新聞の「論座」は9月1日発売の10月号で休刊

さらに「中央公論」もまた<年間1億円以上の赤字に苦しみ、発行元が抜本的見直しを検討中らしい。早ければ来春にも動きがありそうだ>(月刊情報誌「選択」9月号)と報じられているといいます。

中央公論」も危ないのか? そうであれば、歴史とか伝統とかはあまり関係ありません。書店・古本業界でも企業の「選択と集中」がで行われているということでしょうか。

今回の雑誌休刊はすでにその雑誌が役割を終えているか、その役割を革新できなかったか、のいずれかです。

出版業界も「冬の時代」に入ったといいます。これはすでに何度も言われていることです。厳しいといえば厳しい。その状況はいつも変わりません。