岡崎さんと南陀楼さんの本棚
いつの時代も、本好きを刺激する、こういう本は売れるのです。最近本棚紹介の本が何冊か出ていますが、中でもこの本でしょう。ヒヨコ舎編『本棚』と『本棚2』(アスペクト)。
『本棚』には次の方々の本棚が紹介されています。
石田衣良/宇野亜喜良/大森望/角田光代/金原瑞人/川上未映子/喜国雅彦/桜庭一樹/長崎訓子/中島らも/穂村弘/みうらじゅん/山崎まどか/山本幸久/吉野朔実
また『本棚2』には次の方々の本棚が紹介されています。
有栖川有栖/安西水丸/岡崎武志/神林長平/菊地秀行/COCO/山崎ナオコーラ/山村浩二/夢枕獏など/総勢14人の本棚
特に『本棚2』の中の岡崎武志さんの本棚を見ました。書庫の中に本棚から本が溢れ、本棚の間に平積みされていました。
同じ様子をどこかで見た? すぐ思い出したのは南陀楼綾繁さんの『積んでは崩し』(けものみち文庫)の表紙でした。
この表紙には南陀楼さんの本棚と平積本の写真が使われており、それは自分の部屋の一角を見るようで、やはり同じような状態の人がいるのだとひと安心。それにしても凄い本!
岡崎さん、南陀楼さんの本棚を見る限り、本探しが大変そうです。南陀楼さんの書名のように、「積んでは崩し」。何度も体験済みですが、こういう状態ですと、仕方のないことです。
忍の一字。そしてまた「積んでは崩し」の繰り返し。