久保田二郎さんの本

この暑いのになぜかスーツを着用し外出しました。着ていられるものではありません。梅雨明けしたといっても、この湿度。着ると、汗が吹き出します。着ないと、手に持ち、シワになります。

この夏のスーツ、どうにかならないものか。ファッションデザイナーの皆さん、メンズの夏の仕事着を考えてください。スーツを着ない、新しい夏のメンズファッションを創造してもらいたい。

今週は古本の日がなかったため、また木曜日の本がヒットしなかったため、仕事の帰りに、古本屋へに立ち寄りました。この暑さですから、勢い涼しい所へ。エコ温度を守っているのか、それでも汗がでました。

人の身体も贅沢になりました。団扇から扇風機、クーラーへ。かつてクーラーが無くても、人は生きていました。平均気温も上がっているのでしょうが、いい環境であればあるほど、暑さにも耐えられなくなっています。

それは好きなことをやれる環境があり、何不自由なく過ごしてきたせいかもしれません。だから、好きなことができなくなると、不自由を耐えるなんて、意味も価値もない、ということになります。

どこで耐えるということを学ぶのでしょうか。いや、学ぶ以前に、我慢することも含め、それはもはや死語になっているようです。

それでいいのか?と考えると、ではこの暑さ、クーラーをつけずに、耐えますか? ということになります。そういう訳にもいきません。いい環境に慣れすぎると、もう後戻りはできません。できても、相当辛い。

今日は次の2冊を購入し、満足な一日でした。こうしたことで、気分転換ができ、気力が充実します。

この2冊は文庫で持っているのですが、単行本ははじめてでした。古書展で何冊か見ましたが、高値の花でした。それにしても、予想外の本が見つかるものです。