山村修『もっと、狐の書評』

7/8のブログにも書きましたように、山村修さんの『もっと、狐の書評』を購入しました。帯には次のように書かれていました。

<選りすぐりの名書評 150本 単行本未収録書評を増補>

さらに、編集の山村忠さんの付記によると、

<本書中、1〜8章は単行本『狐の書評』(本の雑誌社 一九九二年五月刊)、『野蛮な図書目録』(洋泉社 一九九六年九月刊)、『狐の読書快然』(同前 一九九九年八月刊)により選び再編集しました。1〜8章の章立ては『狐の読書快然』に拠りました。・・・・・

「9 もっと 狐」はすべて初収録。・・・・・ >
(尚、本文の数字はローマ数字で表示されています)

この山村さんの本のなかで、『狐の読書快然』以外は書棚に並んでいるのですが、この本だけがありません。古本市でも気にしてみていたのですが、どうしても見つけることができませんでした。

amazonではなんと18000円代の高値? 流通する本が少ないから、当然といえば当然。この文庫が出ることによって、多少は値崩れするかもしれません。それにしても・・・・・。

また岡崎武志さんが同書の解説「狐はいつでも起きている」を書いています。ならば、なおさら・・・・・。カバーは『水曜日は狐の書評』同様、デザイン 多田進 イラスト 多田順。

今週末はこれを読むことにしよう。

狐の読書快然      水曜日は狐の書評 ―日刊ゲンダイ匿名コラム (ちくま文庫)