4月新刊購入

今日ははっきりしない天気でした。夕方、新宿まで足を延ばし、ジュンク堂へ。目当ては岩波新書。今年創刊70周年で、新刊が10冊出版されました。このブログでも紹介したように、半分以上は購入したい新書でした。

岩波新書以外の新刊も見ると、あれもこれもと買いたい本が並んでいます。財布のことは考えず、好きな本を買っていいといわれたら、カゴいっぱいに本を選び、両手に袋をさげ、意気揚々家に帰るでしょう。そんな夢物語を思いながら、書店内を一巡しました。

岩波新書の棚に行って、参った。関心のある本から順次見ていったのですが、やはり5冊以上ほしい。さてどうする。内容を読んで、再検討をしました。これは持っていたい、あれは図書館で借りてなど、いろいろな思いが交錯します。

ずっと悩んでいるわけにもいかず、本を絞り込みました。そこで、選んだのが次の2冊です。

大澤さんは今年3月『資本主義のパラドックス―楕円幻想』(ちくま学芸文庫)と4月『逆接の民主主義 ―格闘する思想』(角川グループパブリッシング)と出版し、そして今回この新書を上梓しました。

後者は今回の70周年記念新書ではないのですが、いま話題の新書、手に取り読み始めると、これが面白い。いまのアメリカの実態を知る上で、大いに参考になると思いました。

さらに文庫の棚を見ていると、これまた買いたい本が並んでいます。その中から、一冊だけ買いました。本当に切りがない。困った!

先に『いつか王子駅で』『雪沼とその周辺』(新潮文庫)を購入しているので、引き続き購入。今後、堀江さんの本が文庫化されたら、これからも自分のコレクションとして買い続けたいと思っています。

いやに軽い袋を提げ、意気揚々とでなく、何とも割り切れず、書店から家に戻りました。

いつか王子駅で (新潮文庫)     雪沼とその周辺 (新潮文庫 ほ 16-2)
【4月27日(日) 一箱古本市 Gallery Jin+Classicoに出店!】
詳細についてはこちらをご覧下さい。