毎日新聞の書評より

また、先週の日曜日(今週の、ともいう)の毎日新聞の書評が読み応えありでした。取り上げられている本もなにかとバラエティに富んでいました。そのなかから、次の本を選んでみました。

特に1冊目の岩本素白著『東海道品川宿 岩本素白随筆集』は、坪内さんも週刊文春の書評で取り上げていましたので、知っている方も多いと思います。

<傑作「東海道品川宿」を中心に近代随筆の最高峰と謳われた素白随筆を精選する。>という一冊です。岩本素白のエッセイでなく随筆なのです。この文庫を出版するウェッジという出版社も結構シブイ。

出版社といえば、小島信夫さんの本が水声社から出版されました。これも気になります。また水声文庫自体がどんな文庫なのか? これも明日書店で品定めをしなければなりません。

東海道品川宿―岩本素白随筆集 (ウェッジ文庫 い 5-1)   小説の楽しみ (水声文庫)    書簡文学論 (水声文庫)
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