最近の「ブ」について

今日はいい天気だったのに、午後突如強風、ちょうど居たビルがゆっくり揺れた。あまりの突然に、窓の外を見ました。また外では突風にあおられ、交差点では立っていることが難しいほどでした。その強風が夜まで吹き荒れていました。

今日は時間があったので、「ブ」に立ち寄り、3冊購入しました。最近とみに「ブ」での不漁を耳にします。漁場としての愉しみがなくなってきているのか。本ブログを読んでいても、そう感じることが多くなっています。

出久根達郎さんの本はいつも気にしています。エッセイ、それも本に関するエッセイが面白く、何であれ購入しています。今回もこの『死にたもう母』は

<実母の突然の死から、義母の死まで。どう狂していたふたりの母の最晩年の日々を、温かくユーモラスに綴り、人生の哀切を切り取った感動の随筆集>

とありました。こういう宣伝文は一種の「なか見せ」になるのですが、この文庫は持っていなかったので、買いました。そういえば、私自身も「ブ」で単行本より新書・文庫を買うことが多くなっています。かつてのような単行本購入はムリなのでしょうか。