本屋さんの現在とこれから

昨日、東京古書会館にて、シンポジウム「本屋さんの現在とこれから−書肆アクセスの閉店が意味するもの−」が開催されました。行けない人にとってはブログでその内容をおおよそ知ることができます。

ブログは「空想書店 書肆紅屋」と「晩鮭亭日常」の2つ。ともにシンポジウムの内容を要約しています。その内容は上記のブログをクリックしてください。そのなかで、晩鮭亭さんが次のように書いていました。これについては全く同感です。

「僕もネットで本も買うし、ブログもやっているが、そんなネット世界だけでは満足できない。多少非効率的であろうと本がそこにあり、その本を仲介し、それに関わる話を交わすことのできる人(店主・店員)のいる空間(場)としての書店(本屋)が好きであり、必要なのだ。たとえ、アクセスがなくなってもアクセスのような本屋の登場を期待していたい」

期待したいのですが、それが今後どうなるかは「諸般の事情」というものがあります。そう簡単ではないかもしれませんが、そうした本屋さんを、期待せずに待望したいと思います。本当にどうにかならないものか。単なる嘆きにしか過ぎませんが。