「週刊ポスト」の書評

東川端参丁目の備忘録」の「週刊ポスト」2007年9月21日発売」 より。

「「週刊ポスト」、他の記事はともかく、書評欄は見逃せない。なにしろ、レギュラー執筆陣がスゴイ。
 嵐山光三郎池内紀井上章一、岩瀬達哉、大塚英志川本三郎香山リカ重松清関川夏央山内昌之与那原恵

週刊ポスト」は書評に力を入れています。これほどの執筆陣を揃えていることを考えれば、その力の入れようもわかるというもの。

週刊誌で、書評が充実しているのは「週刊文春」「週刊朝日」か。特に「週刊文春」は坪内祐三さんの書評は必読。また、ワンコイン(100円)マガジンがあれば、必ず購入しています。

先週の日経新聞の読書欄「半歩遅れの読書術」で、三浦雅士さんが「読み始めると読むべき本がますます増えてゆく。読書の醍醐味である」と言っています。これは本だけでなく、書評によっても、読むべき本が増えていきます。

いい本には、いい書評にはこうした刺激や触発があります。それがないと、本を、書評を読む意味がありません。週刊誌といって、侮れません。「週刊ポスト」の書評*1、要チェックです。

*1:週刊文春」や「週刊朝日」のサイトに行くと、「文春図書館」「週刊図書館」の内容まで掲載されているのですが、なぜか「週刊ポスト」だけはそれがありません。これは? 書評の内容をサイト上掲載してもらいたいと思います。