酷暑のあとは

この夏の酷暑の後は晴れていると思ったら、急に雨が降り出し、止んだと思ったら、急に晴れたり、と不順な天候が続いています。常時傘を持って歩かないと、いつまた雨が降るのかわからない状況です。

ここのところ、別件で仕事が立て込み、書店めぐりも十分できていません。本を読む時間すら取れない状況です。そろそろそうした時間をつくらないと、まずい心理状態です。そして、この天気、この湿気、なおさらです。

時間は創るものとはよく言いますが、これは確かです。が同時に、時間を創るために体力も大事です。この体力は仕事がタイトになればなるほど、無くなりつつあります。これは年齢と反比例するので、仕方がないのかもしれません。

体力の衰えは気力の衰えに通じ、忍耐力(最近、あまり聞かない言葉ですが)さえも弱めます。健康であることはすべての始まりなのですが、年齢と相応のからだの健康は必要です。

そんなことを考えながら、それでも! 今週携帯して、読んでいる本は田村隆一若い荒地 』(講談社文芸文庫)です。さて、この不順な天候はいつまで続くのでしょう。明日また蒸し暑くなるのでしょうか。

若い荒地 (講談社文芸文庫)