とっておきの近刊書
「東川端参丁目の備忘録」の8/28「備えあれば憂いなし。読書の秋に買っておきたい近刊本」より。
やはり読書は夏より秋。昨日の雨で、秋の気配が感じられます。涼しいということはそれだけ身体が楽だということ。「読書の秋」を控えて、東川端さんが近刊を紹介しています。
その中から気になる本。
久しぶりの坪内本です。ここ新刊を出版していませんので、これは買いなのですが、値段がいい。この値段が限界か。3000円までは何とかなりそうですが、それ以上はすみません。
これもほしい1冊なのですが、松岡正剛さんの『松岡正剛 千夜千冊』(求龍堂、2006)のように、すべて購入すると相当額になり、購入には躊躇してしまいます。でもほしい1冊、いや全巻。
- 吉本隆明『よせやぃ。』 (ウェイツ 9月5日 税込価格:1,890円)
最近の吉本さんの写真を見ますと、元気そうでなによりです。いままで吉本さんの本をかなり読んできたほうですが、この本は「吉本思想の現時点での集大成」といいます。どうまとめてあるのか、気になるところです。
以下の2冊は、書店で見てからどうするかの近刊本。
全体に、1冊の値段が上がっているような気がします。3000円、4000円台となると、少々キツクなります。本の内容にもよりますが、例えば鶴見さんの本は欲しいが買えない本なので、図書館から借りて読むということになります。
買えないけれど読みたいというより、買えないからなお読みたいというのが正しい言い方でしょう。そう考えると、何かをしたいという欲望には際限がありません。本当に困ったものです。