大村彦次郎さんの本

6/19「悪漢と密偵」より、7月に大村彦次郎さんの新刊が出るそうです。

大村彦次郎 『万太郎 松太郎 正太郎 東京生まれの文人たち』
(筑摩書房 7/12 2,625円)

久保田万太郎川口松太郎池波正太郎ほか多くの東京生まれの作家たちの姿を通して、在りし日の東京人の気質と個性を描き出す。

昨年6月にちくま文庫より『文士の風景』出版。そして今年の7月、この本と続きます。内容も「東京生まれの文人たち」なので、東京本としても読むことができます。

大村さんはそれほど多作ではないので、一気に並べると次の通りとなります。本の数でなく、本の中身に深い文壇・文士への思いを感じます。いつか全作品を蒐集しようと思いますが、先の長い話になりそうです。

先のブログで、「守る蒐集」と「創る蒐集」について触れましたが、「待つ蒐集」もあるような気がします。

その他の著作

文壇うたかた物語   文壇栄華物語―中間小説とその時代   文壇挽歌物語