大村彦次郎さんの本
6/19「悪漢と密偵」より、7月に大村彦次郎さんの新刊が出るそうです。
大村彦次郎 『万太郎 松太郎 正太郎 東京生まれの文人たち』
(筑摩書房 7/12 2,625円)
久保田万太郎、川口松太郎、池波正太郎ほか多くの東京生まれの作家たちの姿を通して、在りし日の東京人の気質と個性を描き出す。
昨年6月にちくま文庫より『文士の風景』出版。そして今年の7月、この本と続きます。内容も「東京生まれの文人たち」なので、東京本としても読むことができます。
大村さんはそれほど多作ではないので、一気に並べると次の通りとなります。本の数でなく、本の中身に深い文壇・文士への思いを感じます。いつか全作品を蒐集しようと思いますが、先の長い話になりそうです。
先のブログで、「守る蒐集」と「創る蒐集」について触れましたが、「待つ蒐集」もあるような気がします。
その他の著作
- 『文壇うたかた物語』 筑摩書房 1995/05 2,625円
- 『文壇栄華物語』 筑摩書房 1998/12 3,045円
- 『文壇挽歌物語』 筑摩書房 2001/05 3,045円
- 『文士の生きかた』(ちくま新書) 筑摩書房 2003/10
735円 - 『時代小説盛衰史』 筑摩書房 2005/11 3,045円
- 『文士のいる風景』(ちくま文庫 ) 筑摩書房 2006/06 882円