日曜日の愉しみ

最近の日曜日の愉しみは朝の新聞の書評欄と日経新聞の「美の美」です。先々週から「美の美」では日本のシュールレアリスムと取り上げています。まず、第一は古賀春江さんを、次に三好好太郎さんを、そして今日は北脇昇さんを紹介しています。

日本のシュールレアリスムについてあまりに知らないことばかりです。どちらかというとフランスのシュールレアリスムについてはかなりの関心があったのですが、それが日本となると、単に西洋のコピーかという思いが先にあります。

しかし、どうでしょう。この三人。詳しく知っているでしょうか。古賀さんの絵はどこかで見た気がしますが、それ以外は知りませんでした。新聞では見開きのページに掲載され、人と作品が詳しく記されています。

こういう記事を読むと、日本のシュールレアリスムを少し調べようかという気になります。柳宗悦さんの「守る蒐集」*1でなく、「創る蒐集」*2をめざしたいと思っています。

     

*1:既に価値や評価が定まったものを蒐集すること。

*2:いままで無視された価値や隠れた価値を発見する蒐集。