晶文社らしい本

そういえば、最近は古本市のことばかりで、本のことを書いていない、そんな日々が続いています。これはまずいと本を取り出しますが、また忙しさの渦に巻き込まれ、未読状態が続いています。

晶文社ワンダーランド」を見ると、新刊案内に荻原魚雷『古本暮らし』が掲載されていました。資格や学校案内が掲載されている中で、秋山祐徳太子『ブリキ男』や佃由美子『日本でいちばん小さな出版社 』に次ぐ、晶文社らしい本です。

私も晶文社本を集めているのですが、かつての晶文社から様変わりしたことについて、ずっと?を持っていました。しかし、企業事情があるので、これは仕方のないと諦めかけていました。

しかし最近また少し変わり始めました!? これはいい兆しと考えたい。読者として、ファンとして。月に1冊でもいいので、こうした本を出版してもらいたい。そんな思いです。

また、今日「BOOK DIVER(探求者)」より、「お礼」のメールをいただきました。

そのメールにも書いてありましたが、「とにかく無事に終了してホッとしております」とは店主と堀野さんの心境ですが、これは出品者の心境でもあります。本当にお疲れ様でした。

初回ですから、いろいろあるのは当然です。それでもお客様が来て、各店の本と買っていき、問題なく市が終わったことを喜びたいと思います。各店の店主以上に大変だったのは「BOOK DIVER(探求者)」の店主及び堀野さんですから。

神田神保町に行ったら、神保町の秘境「BOOK DIVER(探求者)」にぜひお立ち寄り下さい。場所は秘境?ですが、アットホームな古本屋さんです。