五反田遊古会
今日は 3/30「古書の森日記 by Hisako」の「雨が降っていたこともあって少し出遅れたが、余りの安さに今日もたくさん買い込んでしまった。」を読み、やはり行かねばと思い、朝から五反田へ。
五反田の古本市はHisakoさんが言うように、安くて、良いものが拾えます。今までの体験でそう思います。意外なものがまだあちこちにあるような、そんな期待を抱かせます。
古本市は初日の一番がいいのですが、昨日は時間が取れず行けませんでした。今日はと意気込んで、オープン前に会館に着き、品だし中に本を物色しました。はじめは今日もハズレかと思いましたが、一巡すると、手には5冊以上の本を抱えていました。
会館の方々が今日は新橋が最終日、神保町の春の古本まつりをやっているとの話をしていました。予定表を見ると、新橋でも神保町でも古本市が開催されています。(今週は予定表も見る余裕もなかったということか)
今日の購入本
- 植草甚一『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』(早川書房)
- 森まゆみ『抱きしめる、東京』(講談社)
- 田家秀樹『読むJ-POP 1945−1999私的全史』(徳間書店)
- 好村冨士彦『遊歩者の視線[ベンヤミンを読む]』(NHKブックス)
- 浅田彰 『ヘルメスの音楽』(筑摩書房)
- 粉川哲夫『ニューヨーク街路劇場』(北斗出版)
- 島森路子『夜中の赤鉛筆』(新書館)
最近の古本市で注意しなければならにないのは書き込みです。ひと通りパラパラと目を通すのですが、それでも1ページずつではないので、見落としがあります。
家に帰り、再チェックをするのですが、鉛筆の書き込みはまだしも、ボールペンで書き込みとか、ラインマーカーが一ヵ所とか、があります。これが癪ですね。でも後の祭りです。
この点は十分チェックする必要があります。これは古本市のみならず、Bでも同じです。おそらくBでも全ページをチェックしているわけではないので、均一本は特に注意を要します。
それでも、今回は値段と内容とも、まずまずと納得しています。さて、明日は神保町の春の古本市に行けるかどうか。