海野弘さんのこと

1/28の日経新聞「詩歌・教養」で海野弘さんのことが取り上げられていました。海野さんの博覧強記ぶりは誰もが知るところです。昨年の出版点数を考えても、すごいエネルギーを感じます。

そのエネルギーの原動力は「埋もれたもの、忘れられたものへの興味」だといいます。海野さんの守備範囲は広く多岐にわたり、それらの点を結び付けていくと、壮大な「文化史」が構成されます。

『歩いて 見て 書いて』で100冊の著書の成り立ちを通じて自伝を書き、いま、集大成として『二十世紀史』(仮題)を執筆中とのこと。この本、いつ頃出版されるのでしょう。心待ちにしたいと思います。

「在野の歴史家」、ますます意気軒昂です。