ぶらり神保町へ

東川端参丁目の備忘録」の1/13「背たけにあわせて本を読む。」で、こんなことを書いていました。「それから、神保町へ(神田というより、神保町といった方がしっくりくる)。」

まさに、同感です。そんな神保町に久しぶりに行ってきました。

いつものコース*1を歩いていると、小宮山書店の裏の文省堂や明文堂がありません? 建物も解体中で、文省堂のあの棚ももうありませんでした。ともに移転したとのこと。

えっ、一瞬絶句。一時(いっとき)行かないとかなり変わってしまって、本当に驚いています。

家に帰り、ブログをチェックすると、「本の街日記」の1/12「すずらん通り再開発」にこの件のことが書いてありました。( 詳しくはこのリンクを。)

書肆アクセスのブログ「新年明けましておめでとうございます。」でも取り上げており、先の2軒の古本屋さんだけでなく、次のお店も閉店、移動とか。

さて、神保町すずらん通り・書肆アクセスの向かい並びに二階建ての古い店舗があります。
 ツルオカピアノさんとか、スガ楽器さんとか、アオヒ印房さんとか…。

ジサブロウさんもこの新年の挨拶の中で、「・・・さびしいなぁ」と嘆いていますが、これも時の流れ、仕方のないことです。でも・・・やっぱり・・・残念ですね。

また、吉本興業小学館が提携して、すずらん通り「文房堂」の裏手に「神保町花月」オープンする予定です。これもひとつのトピックです。神保町がどんどん変わりっていきます。

「古本」の神保町から新しい「文化」の神保町へ。*2

そう考えたいのですが、それがどうも。古いものを残してはと思いますが、安易な思いはビジネスには不要なようです。でも街としてのらしさづくりは必要なのではと思いますが、どうでしょう。

*1:「本の街日記」でも書いていますが、「岡崎武志さんがブカキン(文省堂壁均一)と称してコミガレ(小宮山ガレージセール)、タテキン(田村書店店頭均一)とセットでまわる」コースです。

*2:ちょっと大袈裟かもしれませんが、・・・