そんな季節・・・・・

大根だの、白菜だの、おいしい季節になりました。
「鍋」をしましょう、皆々さまよ。
「恋をしましょう」とでも言うように、
ぼくは「鍋をしましょう」と言いつづけます。

とは「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井さんの言葉です。まさに、そんな言葉が似合う季節になってきました。

そんな文章を読んだあと、「田中栞日記」の「つい書庫整理」を読みますと、書庫(私の場合は書庫がなく、積読本ですが)の整理をすると、止まらなくなり、そして最後に、田中さんのようなに一言。

「ああ、腰が痛い…………。」

そんな夜。「古書の森日記 by Hisako」の「百花園種苗場『営業案内』(大正7年10月発行、第101号)」に花いっぱいのいい表紙が掲載されています。それを見て、ほっと一息。

そうそう、「daily-sumus」の「亡き人の悪し善し風に耳袋」に掲載の、こんな影絵も懐かしい。

影絵といえば、埴谷雄高さんの自伝的エッセイ『影絵の世界』という本がありました。

影絵の世界 (平凡社ライブラリー埴谷雄高
品切  HL判  304頁  1997.09
ISBN4-582-76214-X C0393 NDC分類番号 913

戦後50年、日本文学史上稀有な哲学小説『死霊』を書き続けた孤高の作家、埴谷雄高。その誕生から文学的原風景となった戦前戦中の左翼体験や獄中体験を綴った自伝的エッセイ。

ふとそんなことを思い出しました。