神田古本まつりに行く
今日の午前中は曇っていましたが、午後から快晴、古本市日和になりました。昨日も人出が多かったようですが、今日もかなりの混みようでした。午後というより夕方に近かったのですが、まだかなりの人が行き交っていました。
この流れの半分でも平日に歩いていたら、出版・書店業界は安泰なのにと思いながら、古本・古書店を巡回しました。かなり安い店、また高い店、この時期とばかりに頑張っている店などあり、各店思惑がいろいろでした。
値段はといいますと、全体にはあのくらい( 少し高めか?)だろうと思いますが、ちょっと気を引くサプライズ本を店頭で見つけることができませんでした。すでに朝一番で抜かれているのかもしれません。
巡回して三省堂から神保町交差点をはるかに越え端まで行って見ました。その間で気に入ったものがあれば、書店名と書名をメモし、帰りに再度チェックし、購入しました。
しかし、混み合っていて、たいへん窮屈な思いをしました。人いきれでかなり疲れる。仕方ないとわかっているのですが。
夕方ですから、露店で電灯はついているのですが、書名も見づらくなってきました。帰り提灯が連なる神保町を見ると、本がなくならない限り、この古本まつりはずっといままでも、そしてこれからもやっているのだろう。そう思いました。
今日の購入本の一部を上げますと、次の通り。単行本のみ。
- 生島遼一 『春夏秋冬』 (冬樹社)*1
- 赤瀬川原平『外骨という人がいた!』(白水社)*2
- 杉村武 『随想 酒中花』(朝日新聞社)*3
- 岩田宏 『渡り歩き』(草思社)*4
- 出久根達郎『漱石を売る』(文藝春秋)*5
神田古本まつりは11月1日(水)まで開催しています。