気になる新刊2冊

悪漢と密偵」の本やタウン:書籍近刊情報より、数多くの本が紹介されていますが、どうも筑摩書房の本をピックアップしてしまいます。気になる新刊2冊です。

半藤一利荷風さんの戦後』筑摩書房 9/6 1,785円 

昭和史と戦後史を書き上げた半藤さんが、今度は永井荷風という人物の戦後を追うことになります。これはすでに予告したあったことで、『永井荷風の昭和』の文庫のあとがきには「『永井荷風の昭和』を書こうと意思を固めている」とあります。

嵐山光三郎昭和出版残侠伝』筑摩書房 9/11 1,575円

「残侠伝」といいますと、すぐに高倉健池部良東映のヤクザ映画を思い浮かべてしまいます。その内容は次の通りです。

<雑誌創刊ラッシュ前夜の八〇年代前半。有名出版社を退職し、出版社を起こした著者と仲間達。出版界躍動の時代を描く、疾風怒濤悪戦苦闘の嵐山版出版風雲実録。>(筑摩書房 商品紹介)

▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。