気になる新刊2冊
「悪漢と密偵」の本やタウン:書籍近刊情報より、数多くの本が紹介されていますが、どうも筑摩書房の本をピックアップしてしまいます。気になる新刊2冊です。
昭和史と戦後史を書き上げた半藤さんが、今度は永井荷風という人物の戦後を追うことになります。これはすでに予告したあったことで、『永井荷風の昭和』の文庫のあとがきには「『永井荷風の昭和』を書こうと意思を固めている」とあります。
②嵐山光三郎『昭和出版残侠伝』筑摩書房 9/11 1,575円
「残侠伝」といいますと、すぐに高倉健、池部良の東映のヤクザ映画を思い浮かべてしまいます。その内容は次の通りです。
<雑誌創刊ラッシュ前夜の八〇年代前半。有名出版社を退職し、出版社を起こした著者と仲間達。出版界躍動の時代を描く、疾風怒濤悪戦苦闘の嵐山版出版風雲実録。>(筑摩書房 商品紹介)
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