リーチ本ってなに?

台風がまた接近。複数の台風が何度もきすぎでは。天候の不安定はもう体感していますが、自然の不順は地球環境がおかしくなっている、やはり証左か。

今日8月15日は終戦記念日。記念式典が行われていました。もう実際に戦争を体験した人が減少するなかで、これを機会に歴史を振り返るのもいいかもしれない。

そう書きながら、あの時期は人間もおかしくなっていた時代であり、救いようのない状況であったといえます。

戦争はどうしようもない時代の、どうしようもない人間の、どうしようもない戦い。このどうしようもなさを二度と繰り返さぬように。

夕方、Bに立ち寄り、大月隆寛さんの『独立書評愚連隊(地の巻)』を購入。すでに天の巻はもっていたので、これで上下巻が揃いました。この本のように、リーチ本*1 が何冊かあります。

   *2

例えば、次の3冊。

  • マキノ雅裕『映画渡世・天の巻』(角川文庫)
  • 淀川長治淀川長治 自伝 (上) 』(中公文庫)
  • P・ハケット編『ウォーホル日記 (上) 』(文春文庫)

こうした本はじっと気にしながら待つしかないのです。この待つという時間は人に忍耐を教え、時に出会いを演出してくれます。果報は寝て待て。

そんなこんなの中で、今日も暑い一日が過ぎていきます。


▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。

*1:上下巻などのような、分冊の、もう一冊、または最後の一冊が揃うと全巻揃えになる本。

*2:この本の装幀は山田英春さん。今回 地の巻を購入したのですが、帯がない? いいデザインだけに、少し後悔しています。やはり焦りは禁物か。