素晴らしい夕暮れ

今日は終日雨かと思っていたら、午後には雨上がりました。夕方には見たことない空一面の夕焼け、空の青さも際立ち、素晴らしい夕暮れとなりました。台風が来ているのですが、ときおり自然はまだ知らない表情を見せてくれます。*1

昨日の日録を今日書いているていたらく。なんとも、なのですが、何もやっていないわけでなく、改めて大量登録のために本の整理をしていました。いま現在1500冊ぐらいを登録しています。これを2000冊に、さらに3000冊*2を目指したいと思います。

この3000冊という冊数はいま倍の冊数になります。これはできるだけ早いうちに、遅くても今年中には書店在庫として登録したいと思います。それにしても、まだ新書と文庫を整理すると、どうにか3000冊に届くのではと思います。

そのためにはなによりいまの手元在庫の整理からということになります。しかし、ただ数合わせで、数さえ集めればいいというものではありません。マスプロの商品でしたら、それも可なのですが、本はそういうわけにもいきません。

それと懸念されるのは新書と文庫の販売価格の低さです。これも少し考えないと、労多くして益なしということにもなります。単行本のようにある程度の利幅が取れればいいのですが、そういうわけにもいきません。*3

こうした状況をどうしたらいいのか。十分考えなければいけません。低単価と低マージンとなりますと、どうでしょう。採算ベースを考え、仮説を立て実験してみないとわかりません。その繰り返し!*4

8月は夏休みもありますので、この時期できるだけ本を整理して登録したいと思います。パレートの原則であれ、ロングテール効果であれ、一定数量は必要です。

まずはいま手元を、足元を、ということで。


▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。

*1:その夕暮れの写真を撮り忘れましたが、8月9日の「双風亭日乗」にその写真が掲載されていました。ご覧下さい。

*2:植草甚一さんが古本屋をはじめるなら3000冊がひとつの基準と言っていた(らしい)。

*3:実際に楽天の古本屋街を見てもらえば、理解できるでしょう。仮に薄利多売としても、相当の絶対量が必要になります。

*4:私も好奇心とやってみなはれのために、ネット書店をやっています。座っているのではなく、動くこととは営業の鉄則です。やはり試行錯誤の中にしか新しい可能性はないと思います。