もっと単行本を

暑かったという日々が多くなればなるほど、夏ということになるのですが、もうそろそろ梅雨明けしても、と思うのは私だけでしょうか。徐々に天候が崩れるというのですが ・・・・・ 。

今日新着本をアップしました。これで今週は2回新着本を登録しました。実際にやってみて、その大変さを実感しました。いつもは週一回のペースなので、そのくらいがいいのかもしれません。

しかし、どこまでできるか。やってみようと思います。本の選別、仕入、登録とプロセルを書けば、こうなのですが、それぞれの段階で大変さがあるのです。登録といっても、本のデータと写真とコメントを作成しなければなりません。

特にたいへんなのは写真(画像)ですが、これも一冊一冊スキャンし、トリミング、リサイズ、画像調整、そして登録ということになります。スキャンもどううまくやるか。まだ試行錯誤中です。

本も装幀ということが注目されるようになって、本は中身と外見の両面で本を評価するようになりました。最近本に接して思うことは、新書の画一的なデザインがどうかということ。

単価とコストを考えると仕方のないのかもしれません。であれば、単行本は本のなかでも独自の「芸術品」ということが言えます。やはり装幀を重視するならば、単行本ということになります。

確かに、安い、手軽、簡単な新書、文庫もいいのですが、本全体を「鑑賞」する場合には単行本を。例えば、安岡章太郎さんの文章とと田村義也さんの装幀は実に自己主張のある本 *1 となっています。これが単行本の独自の世界です。

僕の昭和史 *2

▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。

*1:このお二人の本をネットで探したのですが、単行本として掲載されているのが見当たらない?のです。みんな文庫に移行していて、元の単行本はやはり古書・古本で探すしかないのかもしれません。

*2:この『僕の昭和史』は新潮文庫ですが、単行本はⅠ、Ⅱ、Ⅲとあり、Ⅰの背景がたばこのゴールデンバット、Ⅱはピース、Ⅲはセブンスターとそれぞれがちがいます。この文庫のデザインであったなら、やはり元の単行本のほうがいい、と頑として思うのでした。