ジョージ・オーウェルに注目!

今日ブログとツイートチェックをして3つの記事をマークしました。各々通読をしましたが、そのなかで、とりわけ注目したのは現代ビジネスの「新型コロナ時代に、ジョージ・オーウェルが再び注目される理由」です。

読み始めると、一気に読んでしまいますが、先ずその長文に驚きます。次にオーウェルの本と時代の関係に教えられます。この記事はオーウェルの作品(『動物農場』『一九八四年』)を通して、いまの時代を見ています。

非常事態のなかで、カミュの『ペスト』が読まれていますが、オーウェルの見方・考え方にも注目したい。そしてこの記事の著者は最後にこう結んでいます。

当面は新型コロナウイルスがいちばんの脅威で、私たちは政権担当者の愚策・無策に遠慮なく批判の声を挙げつつ、とにかくこれに耐えて生き延びねばならないが、(ナオミ・クラインの用語をもじるなら)「惨事便乗型全体主義」とでも呼ぶべき動きにも注意を払っておいたほうがよさそうだ。「オーウェル」世界をフィクションに留め置くために、いまオーウェルから学びうることは多い。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

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