新宿西口Bにて

昨日新宿に立ち寄り、久々にBへ。新宿周辺のBは西口、東口、靖国通り店の3店舗か。そのうちの東口店が西口店に統合され、残るは2店舗のみ。
都心の店舗が減少、郊外の店舗を微増、商品もラインナップを拡大し、本からCD、DVD、ハード、更に衣料、雑貨等増やしています。
Bもかつて新しいビジネスモデルとして、一世を風靡しました。しかし、いままでのように、絶えざる変化が進化につながらなければ、衰退せざるを得ません。
これから経済がより一層厳しい状態で推移します。いままで通りとはいきませんので、小売店(もちろんBも)どう対応するのか。今後のBの動向に注目です。
そんなことを思いながら、B西口店を巡回しました。均一本の棚で、昨年亡くなった池内紀さんの翻訳本カフカの『変身』(白水社Uブックス)を見つけました。
翻訳本は訳者によってかなり違うといわれます。わたしもこの翻訳本を持っていなかったので購入しました。これ以外でも、池内さんの翻訳本が「カフカ・コレクション」として掲載されていました。
参考までに、その内訳を記しました。

変身    21世紀を生き続けるカフカの代表作
失踪者   カフカ長編三部作の第1巻
審判    現代人の孤独と不安を描いた作品
城     長編三部作の掉尾を飾る作品
流刑地にて 生前に発表された4作品を収録
断食芸人  表題作他『田舎医者』などを収録

変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)