武田泰淳『新・東海道五十三次』

荻原魚雷さんがブログ「文壇高円寺」で11月刊の武田泰淳さんの『新・東海道五十三次』(中公文庫)を紹介していました。 荻原さんのブログから引用です。

 今月の中公文庫、大岡昇平著『小林秀雄』、武田泰淳著『新・東海道五十三次』——カバーデザインが渋い。『新・東海道五十三次』は、増補新版で自作解説、武田花の書き下ろしエッセイが新たに収録されている。旧版を持っていても買って損はないとおもう。
 もともと好きな本だが、街道旅行をはじめて以来、『新・東海道』のおもしろさは格段に増した。先月刊行された井伏鱒二著『七つの街道』(中公文庫)と泰淳の『新・東海道』を読み比べるのもおすすめだ。

また、コラムニストの山崎まどかさんも「これ、最高に面白い本。」と絶賛、ツイッターで取り上げていました。ちょっと気になる一冊です。

 

新・東海道五十三次 (中公文庫)