夏の高校野球決勝戦

今日は高校野球の決勝戦がありました。試合は埼玉の花咲徳栄と広島の広陵の戦いでした。最近はそれほど関心はなかったのですが、今年はなぜか一心に見てしまいました。やはり、高校野球はいい!

試合は花咲徳栄が14-4で優勝しましたが、スコアを見るとおり、少々大味の試合になってしまいました。それでも、最後まで諦めず、一生懸命やる姿は見る人に少なからず感動を与えます。この思いは何なんでしょう。

かつて私も野球少年でした。ぜひ甲子園に出たいと思っていました。しかし、その道はそれほど簡単ではありませんでした。私は中学で野球は止めましたが、この時期になると、やはり高校野球を見てしまいます。

今年の甲子園の熱ぃ夏は終わりましたが、もうすでに来年の甲子園をめざして、厳しい練習が始まっています。高校野球は筋書きのないドラマなのですが、球児にとって、それは不可能への挑戦なのです。

だから、勝っても負けても、全力を尽くすのです。だから、勝敗は二の次で、自らの限界に挑戦するのです。そこから、不可能を可能にする力が生まれます。その挑戦のために汗水流し、白球を追いかけるのです。