晶文社の新刊から

晶文社の新刊を眺めていると、今月出版予定の川村伸秀 著『斎藤昌三 書痴の肖像』(2017年6月)という新刊を見つけました。

明治・大正・昭和を生きた 斯くも面白き出版人!
風変わりな造本でいまなお書物愛好家を魅了し続けている〝書物展望社本〟――その仕掛け人・斎藤昌三の人物像と、彼をめぐる荷風魯庵、茂吉、吉野作造宮武外骨梅原北明ら書痴や畸人たちとの交流を描き出し、日本の知られざる文学史・出版史・趣味の歴史に迫った画期的労作。
今では貴重な傑作装幀本の数々をカラー頁を設けて紹介。詳細な年譜・著作目録も付す。

という本が出版されます。ちょっと気持が揺れ、次に見たくなりました。しかし、定価は本体5500円+税。何ともいい値段です。これで二の足を踏んでしまいました。次は図書館をチェックし、この本を予約しようと思います。

斎藤昌三 書痴の肖像