山口昌男さんの蔵書

2017-05-04「本はねころんで」を読んでいると、山口昌男さんの蔵書について、次のように書いてありました。

本日に久しぶりにあった山口昌男スクールの親戚からは、山口昌男さんの膨大な蔵書が山口さんゆかりの札幌大学におさまることになりそうで、8月くらいには公開されるというような話があり、これは楽しみと思ったことです。

先日、桑原武夫さん蔵書1万冊を廃棄という記事があっただけに、これは何よりの朗報です。蔵書がいったん廃棄されたら、二度と復元できません。しかし、収まるところに納まれば、それが貴重な財産になります。

これからも多くの著述家の蔵書について同様のことが起こります。生涯をかけて収集してきた資料です。今後どう管理していくのかを考えておくことも必要でしょう。でも、やはり廃棄はまずいでしょう!