2017新書大賞

パラパラと雑誌の立ち読み。いつものdマガジンを読んでいます。もちろん読書欄のページを中心に。読んだのが『週刊朝日』3/10号、亀和田武さんの「マガジンの虎」。そこに今回で10周年を迎える新書大賞のことを書いてありました。

2017新書大賞 ベスト5 
大賞 橘玲言ってはいけない』(新潮新書
2位  吉川洋『人口と日本経済』(中公新書
3位  菅野完『日本会議の研究』(扶桑社新書
4位  平田オリザ『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書
5位  呉座勇一『応仁の乱』(中公新書

しかし、なぜか新書への関心が低いのはどうしたことでしょう。新書大賞と言われても、どうもピンときません。文庫や単行本に比べると、それだけ認知度が低いのでしょうか。そうかもしれません。

だからこそ、新書大賞を創設し、注目度をアップし、販売促進を図ろうとしていますが、そう上手くは行きません。。サブタイトルには「新書のいまが浮かんでくる」とありますが、果たしてどうでしょう。

逆に、新書の「いま」よりも、認知の「低さ」を浮かび上がらせてしまったようです。これを上げるためにはどうすればいいか。販売促進も必要ですが、何よりも良書(見て、買って、読んで、いい本)を!これが原点だと思います。