今日の拾いもの

最近、新著の好みが少し変わってきています。いままでですと、岩波・中公・文春等をチェックするのですが、近頃は講談社現代新書も手に取ることが多くなっています。私の関心が変わったのか、現代新書の編集が変わったのか?

古本ではなぜか新書が注目されていません。あまりにもなのですが、それでも、いい新書は多々あります。均一の箱の中で、文庫以上に新書(それも現代新書)を注目するようになったのは吉増剛造さんの新書『我が詩的自伝』を読んだからでしょうか。

今回も、いつものコースを巡回し、次の新書を拾いました。いつもとは違う選書ですが、こうした気分転換もいいでしょう。自分の好みの本ばかり読んでいると、マンネリになります。そうならないために、異なった分野の本を読むことも必要です。


〈未来〉のつくり方 シリコンバレーの航海する精神 (講談社現代新書)       「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論 (講談社現代新書)



しかし、なぜ現代新書が気になるのか。おそらく編集者と私の何かが同期しているからでしょう。それが何なのか。その解はまだ見つかっていません。