東京五輪に向けて

まだリオ五輪の熱が醒めやらぬといった状態です。日本が獲得した最高のメダル数だそうです。チームニッポンの成果に大きな拍手を！2020年東京で開催される五輪へのいい「つなぎ」になりました。

また、引き継ぎのセレモニーでの日本の「新感覚」の演出にも驚きました。これが今の日本の文化レベルです。東京五輪まであと4年あります。今回の演出以上の素晴らしい企画をしてもらいたいと思います。

それにして、リオ五輪の日本のメダリストたちの特集が多すぎるように思います。一時の熱のようなものなので、いつの間にか平常に戻るでしょう。しかし、旧態依然とした企画にはいささか食傷気味です。

だから、引き継ぎのセレモニーが今まで以上に新鮮に感じられたのかもしれません。都市も時代も変化しています。この際、これからの若い人たちに東京五輪を任せてもいい気がします。

東京五輪はもうひとつの「つなぎ」、大きな世代交代のイベントでもあるのです。若い人が試行錯誤して、新しいイベントを、それも世界的イベントを企画する！そんな東京五輪であってほしい気がします。