TV、元気ですか!?

映画館だけでなく、自宅で映画を観ることが便利になりました。最新作や話題作はできるだけ映画館で観るようにしています。それ以外の旧作は、やはりAmazonのプライム・ビデオかNetflixでしょうか。こんなに安価で、こんなに便利で、こんなに簡単に、映画を観ることができる! 映画好きにとってはいい環境になりました。一体誰がこうした状況を予想したでしょう。

この4月から各TV局は番組の再編成を行いましたが、いま、TV、面白いですか。ただ何も無いからTVを観ているのではなく、つけているという人が多いのではないでしょうか。これもメディアの盛衰。かつて元気であったTVも、いまは見る影もなしか? いま思えば、そうなる前に手を打ちたかった。しかし思いは後手に。致し方ありません。これからはTVではなく、VODでしょう。

だから、TVにとってAmazonのプライム・ビデオかNetflixが驚異なのです。逆にVODに勝機ありなのです。ご承知の通り、メディアの浮沈はコンテンツによります。これからAmazonが、Netflixが、あるいは新興企業がどんなコンテンツを創造するのか。この点が問われています。栄光盛衰は世の常。TV時代で育った世代はTVが本当に大丈夫なのか!? この点は一番気がかりなのです。