知的生産のためのスキルアップ

日々、先月から「dマガジン」をチェックしています。各種雑誌を絞り込み、読みながら、これだけの情報を、こんなに安く読むことができて、いいのだろうか。その点が疑問になります。

読者としてはいいことなのですが、あまりに情報が安価になり、出版社の採算が取れるのかどうか。「dマガジン」が成り立っているので、その点問題なし? であれば、読者としては願ったり叶ったりですが、どうもスッキリしません。

こういう雑誌が増えることが、雑誌の生き延びる道なのかどうか。紙媒体の「雑誌」の死期を早めることになるのでないか。これからの新しい雑誌のカタチはどういうものか等。雑誌についての疑問が浮かび上がってきます。

しかし、それ以上に問題なのは、これだけの情報量をどう処理し、それをどう質に転化するか。これがたいへん難しい。そのためには、知的生産のスキルをアップし、新しい知的生産のモデルを創り上げる必要があります。

本のなかの旅 (中公文庫)

2月の新刊文庫