名古屋ウィメンズマラソン

今日の午前中は、名古屋ウィメンズマラソンを見ていました。このレースはリオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の最終選考会も兼ねていました。

はじめから緊張感のあるレースになり、試合が動いたのが30キロ以降でした。バーレーンのユーニスジェプキルイ・キルワ選手がスパートし、日本選手がそれを追いかけるかたちになりました。

トップをゴールしたのは、バーレーンのキルワ選手。2位(日本人1位)は田中智美選手(第一生命)が、3位(日本人2位)は小原怜選手(天満屋)さん。2位と3位の差が何と1秒。

勝敗は球場のゴールまで持ち越されました。そして、たった1秒が明暗を分けました。誰がこの結末を予想したでしょう。スポーツは筋書きのないドラマ。まさにそのとおりの展開となりました。

これは勝負ですから仕方ありません。しかし非情です。いくら頑張っても、勝ちは勝ち、負けは負けです。これで、女子の最終選考会は終了。あとは選考結果の発表を待つばかりです。

たった1秒!で敗れた小原選手。2020年の東京オリンピックには日本代表として42.195kmを走ってもらいたい。そのとき今日の1秒の悔しさを晴らしてもらいたいと思います。(まだチャンスあり。リオの1万m選考レースにチャレンジするとのこと。ぜひ頑張ってほしい)。

また、今回23位という結果に終わりました野口みずき選手。これで五輪への挑戦も終わりです。本当にお疲れ様でした。ここに至るまで、大変な年月であったと思います。ゆっくり休んでください。拍手!