長谷川康夫『つかこうへい正伝』(新潮社)

今日帰り、神保町に立ち寄り、東京堂書店の新刊コーナーを見ました。その中で、気になったのが*長谷川康夫『つかこうへい正伝』(新潮社)でした。つかさんが亡くなられてからどのくらい経つのでしょう。

つかさんの弟子、風間杜夫さん、平田満さんとつかさんの娘さんで「熱海殺人事件」を上演するといいます。興味はつかさんの娘さんが父の芝居をどう演じるのかです。もうチケットは完売なので、当日立ち見?でも観たいと思います。

やはり、いま、ここでの芝居を、観れる時に観ておかないと、観られなかった後悔ばかりが残ります。2度と同じ芝居は観れない!ので、好きな役者や芝居はムリをしても観ておくべきでしょう。

つかこうへい正伝 1968-1982



*<長谷川康夫(はせがわ・やすお)/演出家、脚本家。1953年札幌市生まれ。早稲田大学政治経済学部入学後、劇団「暫」に入団。つかこうへいと出会う。その後、『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』『初級革命講座飛龍伝』『蒲田行進曲』など一連のつか作品に出演。82年の「劇団つかこうへい事務所」解散後は劇作家、演出家として多くの舞台作品を発表、92年からは仕事の中心を映画に置き、『亡国のイージス』(2005)で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。近年の脚本作品として、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(11)『柘榴坂の仇討』(14)『起終点駅 ターミナル』(15)などがある>。