自らの墓は自らが建てよ

6/3付 読売新聞 「ライフ」寺山修司の巻 若者の心を騒がせる>で歌人穂村弘さんがこう書いています。

九條映子に宛てた手紙の一節だが、これは詩といってもいいんじゃないか。

 そんな寺山修司は、死を前にして次のように書いている。「私は肝硬変で死ぬだろう。(略)だが、だからと言って墓は建てて欲しくない。私の墓は、私のことばであれば、充分」。

この一節がいい! これは自らの墓は自らが建てよ!ということでもあります。