今週の気になる1冊

森鴎外 椋鳥通信』全3巻(岩波文庫

これは11/1の日本経済新聞 読書欄「本の小径」で取り上げていました。森鴎外が「敏腕のジャーナリスト」であったことはあまり知られていません。しかし、この全3巻がそれを証明しているといいます。

<編注者のドイツ文学者、池内紀氏は「『椋鳥通信』は、世界の情報に飢えていた人に、刻々と変わる時代の動きを伝えた画期的な仕事で、そのスピード感は100年前の『ツイッター』のようなもの」と話す>。

<そのスピード感は100年前の『ツイッター』のようなもの>だそうです。当時の時代の出来事をどう伝えているのでしょう。また、いまならば、どのようなツイートを書き込むのでしょう。そんなことをあれこれ想像しながら、ぜひ読んでみたいと思います。


森鴎外 椋鳥通信(上) (岩波文庫)      森鴎外 椋鳥通信(中) (岩波文庫)      森鴎外 椋鳥通信(下) (岩波文庫)