鹿島茂 『大読書日記』(青土社)

まず、この本、鹿島茂 『大読書日記』(青土社)の厚さに驚きます。そして、鹿島さんが「まえがきにかえて 理由を聞くな、本を読め」でこう結んでいます。

<読書の効能が事後的にである以上、それを事前的に説明することはやめて、「理由を聞かずにとにかく読書しろ」と強制的・制度的に読書に導くこと、これしかないのである>。

なのですが、この本、なんと650ページ以上もあります。これを読むには相当な時間と忍耐を要します。もうこの時点で気持ちがひるんでいます。果たして、この3連休中に読み切れるかどうか。