往来堂書店の「D坂文庫」2015・春

往来堂書店の「D坂文庫」は、2010年の8月から始まり、今回でなんと10回目です。「いろいろな気持ちがぎゅっと詰まった本たちを一冊でも多く皆様にお届けしたい」という思いで、今年も全部で55冊が紹介されています。

それぞれがお気に入りの一冊について、自分の思いの丈を語っています。無理に背伸びをせず、縮こまらず、自分の等身大の思いを語っている。これがいいのです。そこから、気に入った人に、本に出会える可能性が拡がります。

次につながりの糸をもう一度結び直すことができるかどうか。上手く結び直せればいいのですが、そうとも限りません。結び直せない時もあります。その場合は解いて結んでを繰り返します。その中から、きっと新し出会いが生まれます。

まずは冒頭、赤瀬川原平さんの『超芸術トマソン』（ちくま文庫）とはいいですね。さらに井野朋也さんの『新宿駅最後の小さなお店ベルク ー 個人店が生き残るには?』（ちくま文庫）･････ 自分の好きな本を選択、書影をクリックして下さい。