「みすず」の読書アンケート特集

先日購入したみすず書房のPR誌「みすず」の読書アンケートを読んでいます。硬い本が中心なので、そう簡単に読み切れるものではありません。それでも読んでいると、ハ行の驚き(は、ひ、ふ、へ、ほ)があります。

これを購入するときに書店に行きましたが、新刊の一角に何冊か平積みにしてありました。それだけニーズのあるからでしょう。本好きがまだまだいることにほっとしました。(よかった)

また、この読書アンケートは学術書や専門書が中心。一気に読むものではない(読めない)ので、気が向いたときに読めばいいと思います。(狭い日本、そんなに急いでどこに行く?)

特集を読んでみて、どうしても構えてじっくり読んでしまいます。いつもそうなのですが、これを読み切るためにどれだけの時間と労力を費やすのでしょう。完全読破は遠いゴールです。

それにしても、人の好奇心は多種多様です。よくこれだけいろいろな本を読んでいるものです。アンケートに応えた人もこれまた種々様々です。驚いたのは、鶴見俊輔さんのアンケート(以下)が掲載されていたことです。( お元気でなにより!)

1 加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』新潮社
2 赤澤史朗・北河賢三・黒川みどり編『戦後知識人と民衆観』影書房
3 岡村美穂子・鈴木禎宏監修『柳宗悦バーナード・リーチ往復書簡 日本民藝館資料集』日本民藝館
4 井波律子 『中国人物伝4 変革と激動の時代 明・新・近現代』岩波書店
5 莫邦富 『この日本、愛すればこそ』岩波書店

こうして、ブログ記事はどんどん増えていきます。


人類が永遠に続くのではないとしたら         戦後知識人と民衆観


変革と激動の時代 明・清・近現代 (中国人物伝 第IV巻)         この日本、愛すればこそ――新華僑40年の履歴書 (岩波現代文庫)