近畿大学の新しい図書館構想

近畿大学中央図書館長・文芸学部教授の北爪佐知子さんが1/19の日経新聞に「近大図書館 学生が推薦本」と題して寄稿しています。この題名のように、近畿大学では学内の図書館に置く本の一部を学生に選ばせることしているそうです。

また、現在、近畿大学では「編集工学」の松岡正剛さんをスーパーバイザーに迎え、これまでの概念を覆す新しい図書館が17年に完成予定です。松岡さんがプロデュースの図書館ですから、大いに期待したいと思います。

図書館の改革といえば、CCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)が創った新しい図書館が好評です。では、近畿大学の図書館がどんな図書館なのか気になるところです。いまだ企画段階。徐々にその全貌が公開されるでしょう。

それが好評であれば、新しい図書館のモデルとして、大学図書館の変革の契機になるでしょう。同時に、一般の人たちにも大学図書館を開放してもらえれば、本好きにとってはたいへん喜ばしいことです。