映画「百円の恋」を観て

映画「百円の恋」。これはちょっと気になる映画でした。何人もの人がツィートで取り上げていました。どんな映画か知りたいと思い、映画の予告を観ました。そして新宿へ。

映画を観て思ったこと、この映画は安藤サクラの映画だということ。だらしのない肉体からしまった肉体へ。ここまでやるのかと思いました。それ以上に前半の気怠さから後半の気張りへ。安藤サクラの演技力が遺憾なく発揮され、後半になればなるほど、圧倒的な存在感を感じました。( これは凄い!)

最終的に、男女がどうであれ、家族がどうであれ、社会がどうであれ、まず自分が何をやるか? 何となくやりたいことを、やるっきゃない! 自覚と行動を教えてくれます。 結果、戦いを挑み敗れたとしても、その無念さに共感し、頑張ろうという気になるのです。

安藤サクラ=一子のやりたいことはボクシングでしたが、そうでなくてもいい。何となくの世界から何かを掴むために、自力で!一歩を踏み出す。 その時の 痛い! 口惜しい! 感情。これが一人で戦うための原点です。それを共有するために、この映画を観てもらいたい、そんな映画です。